ゼロコード計装の構成
このモジュールは、環境変数を設定することで高度に構成できます。 リソース検出器、エクスポーター、トレースコンテキストの伝搬ヘッダーなど、ゼロコード計装の動作の多くの側面をニーズに合わせて構成できます。
SDKとエクスポーターの構成
SDKとエクスポーターの構成は、環境変数を使用して設定できます。
SDKリソース検出器の構成
デフォルトでは、モジュールはすべてのSDKリソース検出器を有効にします。
OTEL_NODE_RESOURCE_DETECTORS 環境変数を使用して、特定の検出器のみを有効化または無効化できます。
envhostosprocessserviceinstancecontaineralibabaawsazuregcpall- すべてのリソース検出器を有効化none- すべてのリソース検出器を無効化
たとえば、env と host 検出器のみを有効にするには、次のように設定します。
OTEL_NODE_RESOURCE_DETECTORS=env,host
計装ライブラリの除外
デフォルトでは、サポートされた計装ライブラリが有効化されていますが、環境変数を使用して特定の計装のみを有効化または無効化できます。
特定の計装を有効化
環境変数 OTEL_NODE_ENABLED_INSTRUMENTATIONS を使用して、@opentelemetry/instrumentation- 接頭辞なしの計装ライブラリ名のカンマ区切りのリストを提供することで、特定の計装のみを有効化します。
たとえば、 @opentelemetry/instrumentation-http および @opentelemetry/instrumentation-express の計装のみを有効化します。
OTEL_NODE_ENABLED_INSTRUMENTATIONS="http,express"
特定の計装を無効化
環境変数 OTEL_NODE_DISABLED_INSTRUMENTATIONS を使用して、完全に有効化されたリストを保持し、@opentelemetry/instrumentation- 接頭辞なしの計装ライブラリ名のカンマ区切りのリストを提供することで、特定の計装のみを無効化します。
たとえば、 @opentelemetry/instrumentation-fs および @opentelemetry/instrumentation-grpc の計装のみを無効化します。
OTEL_NODE_DISABLED_INSTRUMENTATIONS="fs,grpc"
両方の環境変数が設定されている場合、最初に OTEL_NODE_ENABLED_INSTRUMENTATIONS が適用され、次に OTEL_NODE_DISABLED_INSTRUMENTATIONS がそのリストに適用されます。
したがって、両方のリストに同じ計装が含まれている場合、その計装は無効化されます。
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